2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

臨死体験

臨死体験は、しばしばあの世の体験のように論じられている。しかし、脳は明らかに生きており、だからこそ蘇生するのだ。むしろ、それは、完全な意識喪失状態であり、前に述べた「脳と心のスイッチ」がOFFの状況下で、心がそのときの“記憶”をどこかに保持…

紫源二の自伝的回想

アクセスログを見て気づいたのだが、「紫源二の自伝的回想」(http://blogs.dion.ne.jp/hoshius/)が、毎週コンスタントに約70人もの人に読まれているようだ。70人という数字は、ブログのアクセス数としては最低ランクかもしれない。しかし、私にとって…

ZENからのメール

高校時代の旧友ZENから、メールが来た。「いくつもの無料ブログを利用しながらweb(仮想空間)上に一つの仮想人格(?)の世界を構築する、というスタイルは面白いね。 あっちこっちのブログを使っているのを見て、自分でMovableTypeか何かでゼロから作ったら…

今日は仕事した

今日は仕事をたくさんした。だから、気分が悪い。気持ちが悪い。肉体的、精神的に。 ところで、僕のホームページのアクセスカウンターは23件。さみしい気もする。URLは、http://www.geocities.jp/hoshius/index.html ここから、いろんなブログに繋がっ…

アラファト議長死去

イラクでは、米軍による大規模な “テロリスト” 掃討作戦が展開されているらしい。 ファルージャでは、モスクに対しても攻撃し、女や子供の死者も多数出ているという。 ブッシュが再選され “テロに対する戦争” を、大手を振ってやれると、舞い上がっているの…

脳のスイッチがOFFのとき、心は何処に居るのか?

“最高位の脳機能”によって、心のスイッチのON/OFFがなされているのではないか、とペンフィールドは言う。 睡眠時に、このスイッチがOFFにされると、心は脳と切断され、逆に、脳は心からの指令を受け取らなくなるので、ゆっくり休息できるというのだ…

脳と心のモデル(その1)

以上のようなペンフィールドの考察から、私は脳と心のモデルを次のように推論する。 “最高位の脳機能”(ペンフィールドによれば脳幹上部)によって、睡眠時に心のスイッチがOFFにされると、心は外部感覚器官からの情報を受け取ることはなくなる。(“感覚”…

“意識”の問題 ( 心のスイッチのON/OFFについて )

脳の中に心はない。脳の中に事象を意識する主体はいない。 「風景を見つめているとき」「音楽を聞いているとき」、脳の外部の光や音の周波数を情報処理しているのは脳という機械である。脳は、ちょうどコンピュータのように光や音の入力情報を処理し、同時に…

“私”ではない

ペンフィールドは、患者の脳に直接電極を当て、何が起きるか実験した。 その結果、ある部位に電極を当てられた患者は、自分でも忘れていた記憶を鮮明に思い出したという。しかし、それは自分が思い出したのではなく、「先生(ペンフィールド)がそうさせたのだ…

脳と心の二元論

ペンフィールドは、『脳と心の正体』の中で、二元論を提唱している。つまり、心は脳の働きに全て還元され得ないと。しかし今日、一般的には、脳が破壊されたら、つまり死んだら、心も消えてなくなると考えるのが“科学的考え”だと信じられている。物理学を真…