自伝的小説 『裸の季節』 をリニューアル

 
球団買収にしろ、フジテレビ買収にしろ、最後にトンビに油げさらわれるホリエモンには同情する。
結局、力の強い者、すなわち、資本力のあるものにこびへつらい、何も言えない世の中。

ところで、日本にせよ、ロシアにせよ、中国、韓国にせよ、世界中で、結局
資本が、資本の原理が、はびこってきたということか。
アメリカの20年前と比べてM&Aが議論されているが、僕にはよくわからない。
それよりも、経済はグローバル化し、ただ金の価値によって、すべての価値が計られる時代
政治は何故か、ますますナショナリズムに傾き、保守化しつつあり、
“市場原理”という資本の原理によって、
弱肉強食、強い者がどんどん食いつぶし、肥え太り、買占め、でかくなっているだけなのではないか?
ヨハネの黙示録にあるとおり
「小麦1ますは1デナリ。大麦1ますも1デナリ。オリブ油とぶどう酒とをそこなうな」
という時代がついに来たのかもしれない。
 
黙示録ではそのあと、 “青白い馬” が出てくる。
彼らには、地の四分の1を支配する権威、および、つるぎと、ききんと、死と、地の獣ら
とによって人を殺す権威とが、与えられた。 とある。
現在、世界中で飢餓状態の人は10億人いるといわれている。
一方で、ビル・ゲイツの個人資産は、人口2億のインドネシアのGDPに相当するという。
このような、富の不均衡がすなわち “市場の原理” なのだ。
アメリカでは、ITベンチャーで若くして億万長者になるものが出てきた。
日本も10年、20年遅れで、その猿真似をしてるだけだろうか?
 
ところで、紫源二の自伝的小説 『裸の季節』 をリニューアルし、
ライブドアからDRECOMブログに移した。
画像もオリジナルで作成して載せたので、一度是非覗いてみてね。
http://blog.drecom.jp/hoshius/