3月の見通しとシュールな雲

 
 
 
一週間以上、日記を書いていない。
 
書くことがなかったわけではないが、
書く気がしなかった。
 
いろいろなことがあったが、
バタバタしながら、
世の中では、リビアカダフィが大変なことになって
石油価格が上がって経済メチャクチャになるんじゃないかと
心配されている。
 
カダフィは、アメリカの空挺部隊からの空爆を受けても生き残ったが、
さすがに、それ以降、金玉を抜かれたようにアメリカに従順になってしまった。
アメリカにさえ逆らわなければ権力は安泰と思ったのかどうか解らないが、
とんだ思い違いをしていたことが、今回身にしみて解っただろう。
民衆パワーはアメリ空挺部隊よりも強し。
 
仕事は、あいかわらずバタバタしているが、
今日、引っかかっていた数多くの案件のうちの一つが
ようやく終了する糸口が見えて、
ほっとしたら、
なんだか本当に肩の荷が下りたように身体が軽くなった。
不思議なものだ。
精神的に抱えている問題があると、身体まで本当に重くて、
いくら精神的に軽くしようとして
主観的に努力してもどうにもならない。
でも、その問題が一たび解決すると、
精神も軽くなるし、身体も嘘のように軽くなる。
問題を解決するには、こればっかりは、
気の持ちようではどうにもならないのは明らかで、
現実的に、いろいろな係わる人を説得し、
時間をかけ、物理的に解決していくしかない。
その間は、精神的にも肉体的にもとっても苦痛を感じているのだが、
その苦痛を和らげようとして、なにをやってもだめで、
本質的な問題を解決するしか方法はない。
精神論では、身体も心もよくはならないのだということを実感した。
  
3月も、すでにやらなければならないことが山ほどあって、
超忙しくなることは目に見えている。
 
でも、音楽とかを少し始めようかと思っている。
 
今日は、夕方から夜にかけて、急に寒くなって風が強くなった。
夕方の空を見上げると、冷たい風に雲が吹き飛ばされて
とてもきれいな紫色に、夕暮れの空が染まっていた。
夕日の光を遮断する厚めの雲は、
強風に流されて吹きだまって固まっていた。
その雲が不思議な形に変形しながら、
オレンジ、紫、黄色などの濃い色を反射していた。
ちょっとシュールな風景を見ていると、現実を少し忘れて、
超現実的な気分に一瞬浸ることができた。