もう今年も終わり

 
 
 
 早いもので、もう、今年も終わりですね。
 
 年の初めにやろうと思っていたことがまだできていません。
 
 作りかけの人体彫刻。題名は”火星の女性の禅ブーム”。
 
 それから、墨で1m×2mくらいの絵を描くこと。
 
 結局1年経ってもできずじまいでした。
 
 なんやかんやで、やっと落ち着けるのがいつもこのくらいの時間。
 
 午前2時を過ぎると、なにかやりたくても、もう眠くてなにもまとまったこともできずじまい。
 
 しかたなく、いろいろなことを頭の中でシュミレーションしながら眠りにつく。
 
 だいたい行動がイマジネーションについて行けない。
 
 非日常の構想を実現するには、日常の時間が足りない。
 
 行動は、日々、喰う寝る着る住むことに費やされる。
 
 人間の生態というのは、動物ほど単純じゃないから、
 属する社会がかなり複雑だから、
 生きることが喰う寝ることに直結しないで、貨幣を稼ぐことに直結しているから、
 かなり迂回して、喰う寝ることを維持しなければならなくて、かなりの無駄が生じているような気がする。
 
 もっとシンプルに生きられるはずなのに、流通する、かなり無駄な、商品、インフォメーション、権力、お笑い。
 
 それらがこの社会をかなり無意味なものにしている。
 
 その証拠に、誰かが飢えたり、無意味に差別したり、奴隷化されたり、殺したり。
 
 自分の行動は、なんであれ必ず幾分か社会活動に係わっていて、なかなかシンプルに意志と行動を直結できない。
 
 そして、眠るのが遅くなり、
 結局、欲求不満が蓄積されていく。
 
 しかたない。
 
 おやすみなさい。
 
 よいお年を!