アクエリアスの時代

Facebookで、禅のグループに入っている。
世界中の人が入っているグループだ。
この日記を読んでくれている希少な二、三人の方たちのために、そのグループであった些細なことの顛末を書いておこうと思う。

ある人( ミゲール )がこんなスレッドを立てた。
禅をやっている人も、もっと広く世界を直視した方がいい。
今世界中で起きている金融危機、貧富の差の拡大などから目を背けて、一人禅の世界だけで物事が解決するわけではない。禅をやっている人も、もっとスピリチュアルになるべきだ。
ざっとこんな感じの内容のスレッドだった。
なにしろ英語で書いてあるから理解するには苦労するのだが、コメントを書いている大方の人は、この人の意見に否定的だった。が、僕一人は、このスレッドにビーンと反応してしまった。
折しも、YouTubeで、ベンジャミン・フルフォードの告発を見ていた。金融マフィアや、アメリカの軍産複合体の犯罪的コンツェルンの役員が悪魔崇拝者であり、無実の女子供を殺すことにまったく罪悪感など感じない連中が政府を作り、戦争をして大儲けしている。ロックフェラー家やロスチャイルド家、ブッシュ・ファミリーや英国王室、バチカンなどがその中枢だが、近々、彼らの行なってきた犯罪が暴かれ、悪人の大物達が大量に逮捕されるだろう。
ベンジャミンは、やや興奮気味に、流暢な日本語でそのように訴えているのだが、当のアメリカの人たちは、そのことを知っているのだろうか?
例えば、911同時多発テロも、アメリカの自作自演だったことなどを、いったいどれだけのアメリカ人が気づいているのだろうか?
もしそれらのことにアメリカ人が気づいたら、納税などしなくなるだろう。何故なら、自らの政府は人殺しであり、戦争を仕掛けて一部の億万長者が、更に私腹を肥やすのに、税金が使われているとしたら、誰が税金を払うだろうか? 誰が自分の子供を戦場に送り込むだろうか?
アメリカ人は、そして禅をやっているアメリカ人は、気付いているのか? それとも、禅の瞑想に逃避して目を瞑っているだけではないのか?
僕は、無性にそれが知りたくなって、ミゲールの立てたスレッドに、ベンジャミン・フルフォードが英語で喋っているYouTubeや、パパブッシュが麻薬取り引きをしていたことをYouTube内部告発して拷問されて殺された元CIAの工作員YouTubeや、911アメリカの闇の極悪政府の自作自演だったことを検証しているYouTubeなどを手当たり次第貼り付けていった。
そうしたら、スレッドがにわかに投稿が急増して、こんなコメントは、この禅のグループにはふさわしくないという警告やら、なんだこの投稿は、といったような非難で沸騰し始めた。僕が構わず投稿し続けていると、管理人から警告を受けた。この会の規約を読んでくれ、これ以上規約違反の投稿は認められない、と。それでもぼくは、ベンジャミンがブッシュは犯罪者だと英語で喋っているYouTubeを貼り付けてやろうとしたが、急に、投稿できませんの赤い文字がでてきて、なにもできなくなってしまった。その後、潮が引くように、私以外の人が書いたコメントが次々に消えていった。みんな自主的に自らの投稿を消したのだろう。後に消えずに残ったのは、僕が投稿した、911アメリカの自作自演だったとか、世界はキチガイによって牛耳られているがそんなこと言ったらこっちがキチガイ扱いされるか殺されるだろうとジョン・レノンがインタヴューで言っているYouTubeや、ロックフェラー、ロスチャイルド、ブッシュらよよく聞いておけよ、もうすぐお前たち犯罪者は逮捕されるだろう、とベンジャミン・フルフォードが訴えているYouTubeや、さっき書いた内部告発して殺された元CIA工作員YouTubeだとか、僕が投稿したコメントだけが残った状態の無惨なスレッドとなってしまった。ちなみに、僕は、自ら自分で投稿したコメントを消すことはしなかった。それらは、真実を告発しているYouTubeだと思ったからだ。それも命がけで……
それから僕は、ミゲールに友達申請をした。
彼は快く承諾してくれた。
「目を起きている間は外に向け、眠ったら内に向けよう。」と書いてあった。それから僕に対して「他人の言う事も聞いた方がいい」と書いてあった。
それからしばらくして、僕は、ミゲールがつくったグループ“ アクエリアス・アイオーン” というグループに招待された。まったく予期して無かったことなので、驚いたと同時に、とても嬉しかった。
彼はポルトガル在住で、どうやらどこかの教授をしているらしい。自ら「アクエリアスの時代」という大著をかいていて、どうやらその中で、今の地球の金融による矛盾した統治体制などもアクエリアスじだいには終焉するだろうと書かれていたり、世界を牛耳っている闇の政府のことも言及しているようだ。ただし、僕が勝ってにそう思っているだけで、ポルトガル語で書かれている本の内容は、目次からしてチンプンカンプンなのだが、彼( ミゲール・ティアーゴ ) の書いた「アクエリアスの時代」を是非読んでみたいと思っている。Amazonで検索したが日本語訳はなかった。かといって、ポルトガル語の原著を買ったとしても、まったく読めない。
どなたか、ポルトガル語の出来る方がいたら、至急翻訳お願いします。