チグハグな1日

 
 
夕食後、肉屋で買ってきたメンチとドライ・ブルーベリーを食べながら
コーヒー牛乳とコーラを飲んでいる。
取り合わせがおかしいが、けっこう合う。
 
ただそれだけ書きたかったが、ついでにもう一つ書いておこう。
 
今日、ショッピング・モール地下の魚屋に行ったら
レジ打ちのオバサンが、とってもやる気の無さそうにレジを打っていた。
やる気が本当にないのか、レジが行列になっていても一向に気に掛ける様子もない。
そこにオジサンが助っ人に入って、こちらのオジサンはとってもやる気があって
素早くバーコードリーダに商品を通していくのだが、
いかんせん、オバサンがやる気がなくて、お釣りを出すのもゆっくりなものだから
行列はなかなか進まない。
僕が1万円札を出したら、オバサンは5千円札がレジにたくさんあるのに
わざわざ全部千円札でお釣りを出してきた。
なんだか、このオバサン、ここまでやる気を失くして仕事してなくてもいいんじゃないかと思ったが、なにも言わなかった。
  
帰り路、商店街の小さい路地を歩いていると、I.Kに偶然ばったり遭った。
何年ぶりだろう。
まあ、ケンカして別れから、少し気まずかったが、声を掛けると、びっくりしていた。
 
今日は、なんだか、一日がちぐはぐというか、歯車が噛み合わないというか、落ち着きのない一日だった。
電話しても切れてしまったり、電話をとると切れたり、プリンタが故障したり、マシンがおかしくなったり。
仕事場のだれかが、「太陽黒点に異常でも起きてるんじゃない!」って叫んでるのが耳についた。
 
仕事は早々に切り上げて、ショッピング・モール地下の魚屋に行ってお刺身を買ったのだが、そのレジがさっき書いたとおりの体たらく。
 
それで、魚屋から出て、今度は肉屋でメンチを買ったのだが、今、そのメンチとドライ・ブルーベリーとコーヒー牛乳とコーラというチグハグな夜食を食べてるという異常さ。
 
なにか本当に太陽が変になって、磁気異常でも起きているのかもしれない。
 
今年の夏は暑過ぎた。
 
ぼくも地球も、少しクールダウンが必要なのかもしれない。