なんだかだんだで、Kとコラボした曲をやっとmp3に変換し終わった。
もともとテープで撮ったのをMDにしたやつだからノイズがひどい。
それじゃなくても、ディスト―ションだのフランジャーなどをかけまくっているから
最初からノイズがひどいのだけれど…
CDに焼いて、KやZに渡そうと思うが、どうだろう?
いらないと言わるだろうか?
 
そういえば、1週間ほど前に、朝の通勤途中で偶然、
Sに会った。
高校のときのベーシストだ。
今ではすっかりサラリーマン風のコートを着て、手提げ鞄を持って通勤していた。
彼だと気づいたので、腕を押すと、こちらを見ずに、迷惑そうに腕をひっこめた。
だから、もう一度腕を押すと、また迷惑そうに腕を振り払おうとする。
三度目でやっとこちらを見て僕だとわかり、笑って答える。
「メールしても返事ないから…」
「あのメルアド使ってないから…」
「じゃあ、使ってるの教えてよ」
「改札通ったらな」
込み合う改札を抜けてから、メモ帳にメールアドレスを書いてもらう。
その日は雨が降っていて、朝のラッシュ時はすごい人ごみで殺気だっていた。
あまり話もできずに、お互いのプラットホームに別れた。
 
土曜は、2か月ぶりに病院に行った。
状態はいいようで、今度は、4か月後でいいと言われた。
薬も、一日おきに一錠飲めばいい。
だいぶよくなっているようだ。

脳下垂体が甲状腺を出すように指令を出すホルモンの値は、徐々に高くなっている。
これを薬で低く抑えていたのだが、甲状腺ホルモンの値が低いまま、
この指令を出すホルモンの値がだんだん高くなってくれば、より正常に戻っている証拠らしい。
白血球も増えている。
好酸球は減っている。
肝臓の値は少し低くなった。
これらすべてが、いい状態を示している。
なんかほっとしたし、とっても嬉しくなった。
 
その日は、ウエンディーズのハンバーガーを思う存分食べた。
(これが食いたかった。)
 
もうすぐ今年も終わりだ。