ヨーロッパヤクゼン

今日は金曜だから

ハルシオン&赤ワインはちょっとお休みにして

ジョージ・オーサワのゴマ塩をかけて

玄米を食べた。

なぜなら

ジョージ・オーサワの奥さんのリマさんの命を受けて

ヨーロッパに薬膳料理を伝えたオオニシ恭子さんの本をYahooで買った。

(最寄のセブンイレブンで受け取り、帰って中を開けてみると帯がボロボロに破けていた。

 大切な本だったので、取り替えてもらうことにして、一週間以上経った今日、

 やっとちゃんとした新品の本が届いたのだ。)
 

『ヨーロッパヤクゼン』 オオニシ恭子 著
 

本が到着した記念でもないが、玄米を炊いて食べた。

 
実はオオニシ恭子さんが渡欧する前に、ぼくは彼女にとてもお世話になったのです。

そうです。

ぼくの絵を見てくださって、とても気にいってくださったのです。

そして、いろいろな人に紹介してくださいました。

彼女はその頃、インテリアデザイナーとして有名だっただけでなく

(今でこそ普通に見かける空気で膨らんだビニールの椅子も彼女のオリジナル)

アートの世界でも有名だったのです。

 
なぜぼくの絵(ドローイング)を気に入ってくださったのか、わかりません。

ノートに鉛筆で書いたいたずら描きのような絵です。

きっと、オオニシ恭子さんの目は、普通の人と違っていたのだと思います。

僕は、そのような眼を持つ方に気に入っていただいて、とても誇りに思います。

自然食のレストランに連れていっていただいたり、

旦那さん(現代アーティスト)のオープニング・パーティーに招待していただいたりして

(とても有名なアーティストも来ておられました。そして、僕のことを紹介してくださいました。)

とてもかわいがっていただだきました。

ところが、ある日、ヨーロッパに旅立たれるというので、お宅に伺いました。

お宅にあった画材を、もう使わないからと言って、たくさんいただきました。

 
「あなたの絵が、これからどうなっていくか楽しみだ」とおっしゃってくださいました。
 

ベルギーに行かれてからも文通を続けていましたが、僕から返事をださなくなり、

きっとオオニシ恭子さんもとても忙しかったのだと思います。

住所も変わられたみたいで、(僕もいろいろと住所を変えて転々としていたから)

音信不通となってしまいました。

 
でも、あなたのことを忘れたことはありません。

そして、最近、妙になつかしく感じて(テレパシーでしょうか)、ネットで検索してみたのです。

そうしたら「ヨーロッパヤクゼン」の本をみつけました。

さすがにオオニシ恭子さん、ヨーロッパで活躍されていたんですね。

ぜったいに普通とは違う才能の持ち主だと思っていました。

それに比べて僕は、進歩なしです。

まだ、恭子さんに見ていただけるような絵が描けていません。

でも、最近、やっぱりドローイングだなと思い始めています。

(ここ2,3日のことですが・・・)

 
ほんとうにありがとう。

いつかまたお会いしたいです。

あなたの才気に触れて、また触発されたいです。

ほんとうに希少な才能の持ち主だと思います。

このような方と、たまには接触しないといけないような気がします。