もうすぐ終わるから

4連休がもうすぐ終わるから、
例にって、僕はまた鬱になる。
ずっと自由でいたいのに、
野に咲く百合の花のように、
明日を思い煩わずに毎日を生きていたいのに、
また明日から働き、
奴隷のように働き、
アダムの背負わされた原罪を償うために、
地上で贖罪するために、
十字架を背負い、
またパッションの道を歩まなければならない。
あと一日、
自由でいられる死刑囚。
せめても遺言でも遺そうと思い、
書いていた。
たわごとを。
 
(二つできた。)
(百枚のが二つ。一つはもう一度読み返して書き直さなければならない。たとえば、二三と書いたところを二十三に。)
(筆名は、いいのが思い浮かんだ。)
(一つはリアルタイムの政治状況をアジテーションしているから、時間が経つと時代遅れなものになってしまうだろう。)
(文学で生々しい政治のことをベタで書くなんて、敬遠されるのは分かっているが、それが文学の限界なら、文学なんて糞くらえだ。)
(誰がみるのかは知らないが、出版しなかったらころすぞ! なんてね。)
  
(表現はあくまでレトリックであり、フィクションですので悪しからず・・)