憎めないポール、しかも天才

CNNにポール・マッカートニーが出ていて、アザラシの保護を訴えていた。
新しい奥さんと一緒に。
たしかに、生まれたばかりのアザラシの赤ちゃんを棍棒で殴って、1年もしないうちに毛皮のために殺してしまうというのは可愛そうだ。
でも、僕にとってはその問題は二の次で・・久しぶりにポールの顔を見たことが新鮮だった。
無性にポールの曲が聞きたくなった。
まず、ジェットをかけた。
「ジェット! ウウウ、ウーウウ、ウーウウ」
「ジェット! ウウウ、ウーウウ、ウーウウ」
「アー、メイター、ドゥタタタタタタタ」
「オー、ジェット、オールウェイズ、ラブ、ミー」
名曲だ。
傑作だ。
大好きだ。
そして、バンド・オン・ザ・ランから1985。
「1985年になれば、誰も生き残ってはいない、と彼女は言うが、僕には関係ない。
 僕の後ろにはきみがいるから・・」
傑作だ。
大好き。
それから、パイプス・オブ・ピースからアンダー・カバー
「頭がいたくなるようなアートを見るくらいなら、ベッドで寝ていたほうがまし・・」
確かにそのとおり。
傑作だ。
それから
レッド・ローズ・スピード・ウエイから2曲
GET on the righ thing
傑作。
大好き。
ドラゴンフライ
詩を見ながら歌を聴いていると涙が出てきた。
いつも泣けてしまう。
大好きな曲。
傑作。
 
やはり、ポール・マッカートニーは天才なのである。
ジョンだけが天才だったわけではなかった。
という結論。
これは正しい。
しかも、ポールは、人の良いエンターテナーなのである。
ナイーブでお人よしに見える。
しかし、ポールは、本当は、天才ベーシストであり、最強のボーカリストであり
もしかしたら、ジョンよりかっこいいロックン・ローラーなのである。
(ジョンは詩人だと、評価しておこう。)
そして、僕は、永遠のビートルズ・フリークなのであった。