雨か。

気持ちのいい雨。
いろいろな雨がある。
アメンホテプとかアメンラーとか。
アーメンとか。
アーメンソーメン冷ソーメンとか。
これは、神を侮辱したことになる。
ばちが当たるかもしれない。
僕は、3才のころ、神様を信じていたから、絶対言わなかった。
でも、今更そんなことを言って笑っている。

ところで、雨。
気持ちいい雨。
僕が自由だったら、
外に出て、裸でずっと立っているのにな、と思う。
風邪をひいて、寝込んでも、ね。
でも僕は、奴隷だから、
決して雨に濡れてはいけない。

それを知ってか知らずか
ずいぶん降った。
ずいぶん怒ってたな。
空のやつ。

なにそんな怒って、雷まで鳴らして、なに発散させてんだか。
こっちの身にもなれよ。
こちとら、きみみたいに、好き放題、ころころ変われないんだよ。
気分は、ね。
雷鳴らせないんだよ。

まったく、今日と言う日は、最低の日だったよ。
気持ち悪い日は、僕の周囲には、そこら辺にころころ転がっているから、
うっかり踏まないように警戒してんだけど
仕事となると、どうしても、気持ち悪いことしなきゃならないんだ。

まったく、話しにもならない最低だから。
きみが怒るのも無理ないよ。

だいたい僕は、今のユーゴスラビアのあたりで、太古、レインメーカーしてたっていうから、
雨とは相性がいいんだ。
きみが僕を好きなのも知っている。

いつだったかの夏、
ずっと雨ばかり降らしていたよね。
僕が魔法かけたら、きみもその気になって。
ちゃんと答えてくれたね。
きみは、そんなジョークもときどきやらかして、平気なんだから、
まったく、きみと言う奴は。

そんなこと、全く理解できない輩もいるんだよ。
世の中には、
そういう人種に囲まれて、
針の先のような小さな価値観で
お笑いのエンターテイメントで生きているバカもいて、
そいつらの言語に合わせなきゃならいときは、
死ぬほど、吐き気がするんだ。
死ぬほど。

吐き気が。

だから、脳はほとんどマヒ状態。
使うことすらもったいない。
第一、言葉は誰がプレゼントしてくれたと思う?
くだらない、お笑いババアか?
それとも、詩の神様か?
エンタの神様か?
実際、エンタの神様っていう番組があること自体知らなかったよ。

それ見るのが生きがいのババアがいて、
しゃべることはそのことばかり、
げらげら一人で興奮して。笑って。ウンチクたれて。鼻高々!
まったく、いったい言語を何に使ってんだよ!
それでいて、仕事の話しになると、だんまりを決め込む。
まったくの無能者。
そいつと話しをしなきゃならないときは、絶対、吐き気をもよおすのはわかっているんだけど。
しかたがない、
言語は、伝達の手段でもあるので、
まったく、疲れるぜ!
まったく、腐るぞ!
仕事の時間を何に使ってるんだ?
お笑いの話か?
世間話か?
お笑いの時間かよ。仕事場はよー!
非常識もはなはだしい。

それでも
それが、当たり前の世界に僕はいるんだから。
まったく、吐き気が止まらねーよ。

ひとつ黒魔術でもかけてやろうか?
もう一度。
今度は、骨折ぐらいじゃ済まされねーぞ。コラァ!

くだらない輩、腐敗臭を放つ醜い人種は、まとめて、エンタの世界に送ってやる!
自慰でもこいてろ!
きもちいいだろ!
クソババア!
それがなんだか知らないが、見たこともねーが、アンタがそんなに楽しいなら、TVばっかり見てろっつうの!

あぶらんけいそわか。
バカども!