アートについて(COBU最終日)

今日は、喫茶COBUで絵を展示する最終日。
いろいろな方が来てくれた。
ゴールデン・ウィーク中ずっとやっていたので、出かけている人も多かったのだろう。
それとも、会期が長かったから、逆に、いつでも行けると思いつつあっという間に最終日になってしまい、最後になって慌てて駆け込んで来てくれた人が多かったのかもしれない。
それにしても、わざわざ足を運んでいただいて、本当にありがとうございました。
ほとんどの皆さんに直接お会いできませんでしたが、ノートに書いていただいた方、ちゃんと読んでますよ。感想ありがとう。ちょっとした感想、コメントが、明日の製作の大きな励みになるのです。CDを買ってくれた方、名刺を持って行ってくれた方、ありがとう。
小平市のクミコさん。「ステキ」と書いてくれて、ありがとう。異性にその言葉を言われると、本当に弱いのです。次回、作品を発表するときは、必ずDMを差し上げます。
みなさん、本当にありがとう。この場をお借りして、感謝いたします。
豊島の木下君、今度飲みに行きましょうね。ヤキトリ屋にでも。
杉本さん、毎回来ていただいてありがとう。今度、音楽、コラボりましょうね。ノイズ。
地元のZENありがとう。窪寺さん、いつもどうもありがとうございます。加賀さん、作品買っていただいてありがとうございました。そして、ミチムラさん、今回は、作品の感想を聞けなかったのが残念です。その他、来ていたいただいた皆さん、ありがとうございました。
というわけで、次回、COBUでの展示は、再来年になります。
COBUでの展示希望者は、とっても多くて、今年は満員、来年も既に予約で満員だそうです。
僕の絵の場合、普通の風景画やデッサン、版画と違って、少し違和感がある人にはあったみたいですが、そうでない人には、評判がとても良かったということです。(COBUのママの話)
次回をお楽しみに。
茶店で展示するため限定の、少し過激でシュールな作品を制作したいと思います。
次回は、ポスト・モダン、ポスト・コンテクスチャライズドな展示を試み、作品も、皆様に買っていただけるようにしたいと思います。
というわけで、なんか、絵が描きたくなりました。
少し大きなのも、描きたいな。
自宅で描くには、2mが限界なので、ちょっといろいろ考えてみよう。
だれか、場所を提供してくれる方なんて、いませんよね?!
たとえ場、テナントが見つからない空きビルとか・・海外にちょっと1年くらいバカンスに行って来るので豪邸が空いているとか・・・。そして、それをタダでアートのために提供してあげようという太っ腹のパトロン。いませんか?
昔、ロシアの移動派のパトロンは、鉄道王だったり伯爵だったりして、大地主で、その土地を自由に使わせて、そこにアートのコミューンを作らせ、屋敷から、暖炉、コーヒーカップから皿までアーティストがデザインしたといいます。
そうした流れから、やがては、ディアギレフ・バレエが生まれ、ニジンスキーが登場し、ヨーロッパにすら賞賛されるようになったのだから、アートというのは、息の長いものなのですね。
ルネッサンスの巨匠、ダヴィンチやミケランジェロだって一夜にして生まれたわけではなく、それに先立つ天才、マザッチオやドナッテロ、さらには、ジオット、ドゥッチオなどの長い歴史の上で開花しているのだから・・・
つまり、だれか、パトロンは必要なわけで、それも、長い目で見てくれる、懐の深いアートに理解のあるパトロンが必要なわけで・・・、現代には、フィリーペ4世はいないわけだから・・・フランス国王もスペイン国王もいないし、メディチ家ハプスブルク家もいないわけで、さらに、神も教会も無いわけで、ところが、楽天ソフトバンクはいるわけで、ところが、・・あ・・ライブなんとかも・・ところが、彼らは“野球”に投資するわけで・・・
現代の“球技”・・いけにえを伴わない“球技”に投資して、シンボルを野球帽にプリントするわけで・・。
だから、日本は、ジャパニメーションで、中国と文化を何れ競うわけで、、、、、、
ところで、中国、韓国の現代美術は、日本よりも進んでいるんじゃないかな。
彼らの国に、アートのパトロンになる資産家がいるのかどうかは知らないが、彼らは本当に純粋だし、才能あると思うよ。
日本では、パチンコ業界が大パトロンで、柳の作品を買い占めて倉庫に仕舞ってあるとか・・ないとか・・・。
でも、なんか、日本も、もっとストイックで純粋なアーティストがほしいね。
NYばかり行って、“現代美術”なんて言ってる奴だけじゃなくて、もっと閉じて閉じて閉じて、純粋にストイックに“美”を追求してる正統派(?)が・・・ね。
オチャラケやスカパラだけじゃなくて・・・ね。
というわけで、だんだん愚痴になりかけてきたとろで、やめにします。