車が直った(のかな?)

 
 このブログには、車のことばかり書いているような気がする。
 
 ひと月ほど前にGSでバッテリーやオイルを取り替えたりプラグを交換したりしたのだが、やっぱりすぐにエンストしてしまったのだった。
 それで、結局、車屋に来てもらった。
 結局1週間くらいかかったが、今日、夜の7時過ぎに、取り寄せた部品が来て交換が終わったと電話があった。明日は雨のようだから、今日車をもって来てもらえるかと言うと、夜9時頃に車をもって来てくれた。
 吸気センサーとかいうのがいかれていて、部品を捜したが国内で一つしかなく、海外に注文するともっと安いのがあるのだが1カ月かかると言われて、その国内に一つしかないという部品を付けてもらうようにお願いしたのだ。でもそれも誰かに先にもって行かれてしまって、もう一つやっと見つかってそれを取り寄せて交換したとのこと。吸気センサーというのは、ガソリンを気化させてエンジンに送り込む際、霧状にするガソリンと外気の混合比を決めるために、燃焼状態をCO2濃度などを計ってリアルタイムでコンピュータに送るためのセンサーらしいのだが、それがいかれてたから上手くガソリンが燃焼せずにエンストしてしまうとのことだった。かなり高い部品だったが、取り替えてもらってエンストしなくなった。車屋が車をもって来てからすぐにちょっと走ってみたのだが、大丈夫そうだった。他に、外気温を計るセンサーも取り替えた方がいいが、これは国内では見つからなかったので、外国から取り寄せるというので一カ月くらいかかると言われた。それはそんなに高い部品ではないと言うので、発注してくれるようにお願いした。まあ、それがだめでも特に今のところは大丈夫なので、やっとなんとかまともに走れるようになったのだった。
 走ってみるとわかるのだが、結構エンジンの調子が良さそうだ。きっとアクセルを踏み込むと、それに応じて上手い具合に適度の量のガソリンが霧状になってくれているのだろう。いろいろとやってみたが大丈夫そうだ。急に加速したり、減速させてからアクセルを少しだけ踏み込んだり、アイドリング状態からブレーキを踏んでみたり、アクセルペダルをまるでバスドラムのペダルのように連打させてみたり。でもエンストはしなかった。
 今は何でもコンピュータ制御だ。きっと昔の車みたいに人と車が直に繋がっていなくて、その間にマンマシンインターフェースのコンピュータが入り込んでいるのだろう。アクセルをいろいろとやったからって、そのままがエンジンの回転に直に反映されるのではなさそうだ。そこらへんが進歩なのか、それともなんなのか、文明なのかテクノロジーなのかよくわからないが、僕は、人と車の間にブラックボックスのコンピュータインターフェースみたいなのが入っていない単純なオートバイみたいな車の方がいいような気がする。
 実はこの車は相当古いのだが、いっちょまえにスポーツモードのボタンがあって、それをオンにするとオートマのギアチェンジのタイミングが変わったりエンジンブレーキのタイミングが変わったりするのだが、これだって誰かがチューニングしたプログラムなのだろう。もしマニュアル車だったらこんなギアチェンジはしないだろうなと思うことがよくある。マニュアルモードでもそれは同じことで、1足で加速したいときでもどんどんシフトアップしていったり、エンジンブレーキを掛けたくてもブレーキを踏まなければならなかったり、そこは僕の脳とコンピュータが結ばれていないただのプログラミング(AIでもないし・・)だから融通が利かないのは当たり前なのだが、まあ、オートマってそういうもんなんでしょう。
 でも、兎に角、私の車は、今まで一番いい状態になったのでした。