テイラー・スイフト東京公演

 
 
 
昨日、テイラー・スイフトの初来日公演を、お台場のZEPP東京に見に行った。
 
すごかった。
危なかった。
  
命の危険を感じた。
 
後から思いだして空恐ろしくなった。
 
一階席の立ち見。
前列は、人に押されて圧死状態。
僕の見た限り、少なくとも5人は、命からがら退場していった。
たぶん、パンクの公演なんかの比じゃないかもしれない。
ティーンエイジャーが興奮状態で押し寄せ、
変性意識状態になって汗だくで叫んでいた。
かわいそうなのは、小さな子供だ。
ほとんど意識不明になってお母さんに引っ張られて退場していった。
脳に障害が残らなけばいいが…
たぶん、踏みつぶされて圧死していた子供たちがいたかもしれない。
大の大人の男が、死にそうな顔をして滝のように汗を流しながら退場していくのも見た。
(それに比べて、振り返って見上げると…、二階席は、みんな冷静に”着席して”公演を見ていたのが、とても印象的だった。
”修羅場”とそれを見降ろしている”雲上の特権階級たち”。恐ろしい”階級カースト社会の縮図”を見た思い。)
 
さすがにテイラーは、自分の声で歌い、本当にギターを弾いていた。
自分のテンポで思いっきりスローに『15』を唄い、思いっきり上手いバンドはそれに合わせて、静かにバックを弾いていた。
さすがに、サイキックだけあって、ぼくと何度か目があった。
最後にこちらに来て「アイラブユー」と投げキスを送ってきた。
もちろん、そう思ったのは僕だけじゃないだろう。
でも、うぬぼれているわけではないが、僕の視線は普通じゃない。
彼女もそれに気づいたはずだ。
僕がなぜ彼女の公演をわざわざ見に行ったのか?
それは僕も彼女も伊達にサイキックじゃないってことだ。
 
まあ、それはプライヴェートなことだからいいとして、
更に、今日は更にプライヴェートな夢を見た。
それはとてもセクシャルな夢なので、気が向いたら”啓示版”に書くことにする。
 
とにかく、かなり危ない公演だった。
ほんとうに、文字どおり命がけのライブ観戦だった。