やっと終わった

 
 
 今日、試験が終わった。
 
 結果はどうなるか分からない。
 
 でもとりあえずは終わったからよかった。
 
 お祝いに一人で牡蠣を食べ、そばを食べた。
 焼き鳥を食べ、家に帰ってスパゲッティを作って食べた。
 それから餅を焼いて食べた。
 
 まだ食べ足りないが太るのでやめた。
 
 昨日はKのライブに行った。
 
 Kのライブを見るのは久しぶりだ。
 ベースは上手いS君。
 スキンヘッドのギターのM君はなかなか良かった。
 Kはあいかわらずカッコイイ。
 ドラムも上手かった。
 
 今日試験だったから、飲みに行かないで帰った。
 
 これからやりたいことがたくさんある。
 
 明日から読みたかった本を読む。
 チャック・パラニューク
 それからジェネレーションXの作家。
 そして、片山恭一の本を3冊買ってきた。
 セカチュウは読んでなかった。
 読もうとも思わなかったが、
 片山がNHKで森有正のことをシリーズで語っている番組を見て、彼に興味を持った。
 僕は、森の『デカルトパスカル』という本を読んで、とても共感したことがある。
 その森を片山恭一が解説している番組を見て、なるほどと思った。
 だから、セカチュウも遅ればせながら読んでみようと思った。
 
 それから、ドローイングをする。
 
 それから、書く。
 
 何を書くか。
 100円ショップで買い揃えた生活道具で暮らしているフリーターのストーリー。
 彼は売れない絵をアパートの部屋で描いている。
 年上の彼女がいるが、彼女は金持ちの男と不倫している。
 この男は、芸能プロダクションをビジネスとしている。
 バイト先にいる女子学生は彼のことを好きだが、
 彼はそのことを知らない。
 女子の大学で文化祭があり、彼女は彼を誘う。
 女子はバンドをやっている。
 バンドのメンバーに誘われ、彼も一緒にやることになるが・・・
 まあ、こんな、どこにでも転がっている話。
 テーマは、貧困とフリータ。文化を創造する者とそれをビジネスにする者。
 富裕層の遊びと、利用され消費されるタレント(才能)。
 そこで、中野、高円寺、阿佐ヶ谷あたりの文化を書きたい。
 もし今、僕が10代だったら、こんなことをやるだろう、ということを書きたい。
 
 まあ、そんなこと書くより、実際に表現した方が早いのかもしれないが・・・
 
 十代ではないが、まだやり足りないことはいくらでもある。