まだ咳、でも・・・

 
 
  
 今日は、もう1時だというのに目が冴えている。
 あいかわらず咳は続いている。
 こんなことを公開してもしかたがない。
 でも、後から見ると体調を崩す周期が分かる。
 そのために書いているのだが、
 今日は目が冴えているのに、
 否、今日も目が冴えているから、
 今日もまた自らを眠らせようとして
 誘眠剤を飲んだ。
 ほんとうは順番が逆だった。
 アルコールを飲んで30分してから薬を飲むはずが、
 先に薬を飲んでしまったから、
 今日はジンは飲めない。
  
 ことほど左様に、人生は無意味だ。
  
 誰か そう思わない?
 
 眠れない、なぜなら、つまらないから。
 そんなのって、無意味以外の何物でもない。
 
 世の中、ネットで頻繁にトラックバックしてくるのは、
 インチキ出会い系サイトの
「人妻とやって10万貰った」
 とか
「自宅で簡単1月30万稼げる」
 だのという
 欲、金、儲けの詐欺ばかり
 
 つまり、本当に
 やって金もらって毎日遊んで暮らせたら
 それこそ最高って思ってる人間がいかに多いかってこと?
 だからこうした低俗な詐欺に騙される奴が大勢いるから、
 こういう手当たりしだいのコメント、トラップバック、ペタをつけるのを
 仕事にしる低脳の輩が大勢いるっていうこと?
 つまらない人生だろうな・・・。
 きっと儲かるのだろうが・・・。
 いい車に乗って、携帯を掛けまくってるんだろう。
 だませばだますほど快感なんだろう。
 ほとんどそんなアホウどものヒットでアクセスカウンターが上昇していくブログ
 そんなの今すぐやめちまっても同じなのだけれど、
 そういう輩は、いちいち内容まで読んでいないだろうから、
 こうして、個人的な日記を書き連ねているっていうわけ。
  
 メールにも毎日この手のが10通は来る。
 それって多すぎない?
 今度、その内容面白いからここにコピペしようか?
 
 迷惑メールが多すぎる。
 
 迷惑トラックバック、コメントが多すぎる。
 
 そして、まともなコメントなんてほとんどゼロ。
 
 それって、書いてる内容がつまらないってことだろうね。
 
 まあ、いつも同じようなことしか書いてないから、飽きがくるんだろう。
 
 でも、個人的な記録だからしかたがない。
 
 眠る前の
 眠るための
 眠りつつある独白
 
 つまり言葉を純粋に思い浮かんだまま書き連ねてるってこと
 
 それがもしかしたら詩になったり、哲学になったり、啓示になったり、
 なんらからのアートになったり
 
 シュール・レアリズムの自動書記
 自由連想
 精神分析
 象徴の夢解析
 そんなの科学じゃないけど、絶対に
 なんだか権威が確立されちゃってるみたいで
 医者で薬まで処方しちゃうから
 ケミカルと理論と思想がごちゃごちゃになって
 まるで精神分析の思想が
 客観的自然科学のように権威付けされて流布されているけど
 そんなのは絶対に、どう見ても思想だし、
 それも恣意的思想だし、
 それも誤謬だらけの方法論だから
 シュール・レアリストがその手法をアートに使うのはいいが
 治療や医学には使えない。
 それは明らか。
 それを自分に使うのはいい。
 ゲームのように。
 でも、他人に権威として使うとき、
 そのときはそれは、恐ろしく醜くなる。
 
 っていうか、
 ぼくはぼくと対話したい。
 カウンセラーとではなく。
 ぼく自身と。
 もう一人の自分と。
 アートな対話を始めたい。
 それはこんなふうに無言で始まる。
 
 ベッドに寝転んで天井を見上げる。
 今まで気がつかなかった天井のシミの模様。
 ぼくはもう一人の自分に問いかける。
「神ってどこにいるんだろう?」
「ぼくの神と、ぼくは話をしてみたい」
 そうすると、不思議に気分が落ち着いてきて
 ぼくは思考し始める。
 
「神はキリスト教唯一神でもなければ、全知全能の神でもない」
八百万の神でもなければ、アミニズムの神でもない」
「ぼくが語りかけると、わかるように応えてくれるもの」
「本当は、いくら語りかけても、応えてくれないもの」

 あしたまた太陽がもっとも低い地面から顔を現わし、
 それも夕方になると西の地平線に沈んでしまうと、
 時間が過ぎて行った事実に
 なんらかの行為の善悪を裁くもの
 
 自分でも分からない自己の隠れた行為の動機。
 それが善であったか悪であったか裁くもの。
 忠実に正確な秤にかけて、行為を清算するもの。
 それを、私もやれっていうことらしい。
 
 必要なものは何もない。
 自己の過去と現在と未来と
 行為の記憶と
 行為の動機の記憶
 すら覚えているなら