日本の近現代史


僕は高校を卒業してから、渋谷にある編集プロダクションで働いていた。その社長が「証言、私の昭和史」を編集していた。
社長はまだ20才になったかならないかの僕に「中国、朝鮮人は嫌いか?」
と問うた。僕は「大嫌いだ」と応えた。
が、その後、日本は中国、朝鮮に何をしたかを知るにつけ、中国、朝鮮を嫌うのは近親憎悪であり、白人コンプレックスの裏返しだと思うようになった。
近現代史を知り、日本が中国、朝鮮に何をしたのかを知るにつけ、編集プロダクションの社長が言っていた言葉を思い出す。
「日本は土足で中国、朝鮮に上がり込んで、自分の名前さえも母国語で名乗るのを禁じた。もし逆に君がそうされたらどうすると思う?」
勿論、徹底的にレジスタンスをするだろう。
日本では、ありのままの近現代史を教えていない。
これは、自虐史観でも左翼思想でもなんでもない。日本が中国、朝鮮で行った事をありのままに現代史として教えるべきだろう。